Ultimate Rocks・・・2
1.Sunshine of your love CREAM 67’
さて、ジョン・メイオールの所をやめたエリック青年、ある日二人のテクニカルミージシャンと出会い意気投合。初めて自分と同じいやそれ以上の力量を持つリズム隊に、驚き喜んだエリック青年速攻でグループ結成。その名をクリームと命名する。爆音で楽器を鳴らし、延々と続くギターソロ、ジャズの影響もかいま見せるズンドコドラム(ジンジャー・ベイカー)、ギターより手数の多いベース(ジャック・ブルース)全世界のロック人は震撼した。ジミヘンのロックはマネ出来ないが、クリームならテクニカルな分がんばれば、なんて勘違いさせたのも、クリームのスゴイところかも?こうして全ロック人注目の中クリームは活動を開始した。つづく・・・
2.Light my fire DOORS
その頃アメリカでも一人の巨人が立ち上がった。(だんだん、大袈裟になってきたなあ)孤高の詩人ジム・モリソン。ドアーズを率いてこのナンバーでシーンに登場した。邦題・ハートに灯をつけて・後にカバーする人続出の名曲だ。
3.Somebody to love JEFFERSON AIRPLANE
お次は、サンフランシスコの顔役ジェファーソン・エアプレイン。紅一点(やっとでてきた女ロッカー)グレース・スリックを中心としたバンド。60年代ロックのキイワード、ヒッピー、ピース、フラワーそしてサイケデリックなんていうのが、全部あてはまる連中だ。その後ここら辺(フォークロック、カントリーロックを含む)を、ウエストコーストロック(単に活動地域の話なんでスタイルはいろいろ)なんていったりもする。
4.A whiter shade of pale PROCOL HARUM
で、中にはこんな連中も出てきた。もちろんこういう変わったのはイギリス産。プロコルハルム邦題・青い影・今の気分だと昔のディスコでチークタイムの時かかってたやつ?ってかんじ。んっが!しかし(なに力んどんねん?)このイントロ、バッハのG線上のアリアじゃん!そう、こういうポップなクラシカルロックをきっかけにして、その後のプログレッシブロックへと進んでいくわけだ。
5.You keep me hanging on VANILLA FUDGE
どうだ!これぞサイケデリックロック。元曲はモータウン産スプリームスの大ヒット曲、それを思いっきりサイケ化(この言葉チョットわかりにくい、たとえばドッラグ体験で得た色彩感覚とか、音感?を音で表現したようなもの、とでもしておこう。あと、ペイズリー{ゾウリムシみたいな柄}やしぼりのTシャツを思い出してもいい)あ、ここのリズム隊(カーマイン・アピスとティム・ボガード)後にジェフ・ベックとやるので要注意だ!バンド名はヴァニラ・ファッジと読むUSA産。
6.Dear Mr. Fantasy TRAFFIC
同じサイケでも、イギリスになるとちょっと感じが変わる。このトラフィック、リードボーカルのスティーブ・ウィンウッド(80年代になってUSAで大ヒットを出す)がソウルフルな人なんでこんなかんじです。
7.Lucy in the sky with diamonds BEATLES
で、これが多分ビートルズからの解答。ビートルズ流サイケデリック・・・かな?この頃彼らはライブをやめスタジオにこもって活動していたので、曲も凝ったものが多くなっていった。
8.Bluebirds BUFFALO SPRINGFIELD
バッファロー・スプリングフィールド。ウエストコースト流ビートルズ(いいすぎ) とにかくスーパーミージシャンぞろい、所謂フォークロックなんだが、ちょっと選曲渋すぎ!ニール・ヤングにスティーブン・スティルスそしてリッチー・フューレイ等、後のウエスト・コーストロックの巨人たちが揃い踏みだ。
9.Good vibration BEACH BOYS
ビーチ男たちもこの曲で、意地のヒットを記録。これ以後だんだんチャートからは、はなれていく。
10.Lucifer Sam PINK FLOYD
そして、プログレの巨人ピンク・フロイドもいよいよデビュー。最初期はサイケなポップロックをやっていた。
11.Sunday morning VELVET UNDERGROUNND
同じ頃、アメリカロックの最深部には、こんなカッコイイバンドがいた。ヴェルベット・アンダーグラウンド後のパンクスたちに絶大な影響を与えるが、この時点では、変わった変なバンドだった。
12.Let’s spend the night together ROLLING STONES
ストーンズは、あい変わらず夜をぶっとばしていた。
13.White room CREAM 68’
すっかり大物になったクリーム。この曲も今やハードロックのスタンダードナンバーだが、そろそろ三人のエゴがぶつかり出しているような・・・つづく
14.Born to be wild STEPPENWOLF
ロック界の一発屋ステッペンウルフ。しかしその一発が凄まじい曲に仕上がった。当時は、映画イージーライダーのサントラにもなった。でも彼らはカナダ人。
15.Star struck KINKS
ブリティッシュロックの良心キンクス、60年前半より現在にいたるまで、己の道を行く男気あふれるバンドだ。この頃は、ロックオペラ(戯曲)にこっていたころで、本来は、アルバムを通して聞くのが正しい、男のロックだ。
16.Shapes of things JEFF BECK
クラプトンに遅れはとったものの、最高のボーカリスト(ロッド・スチュワート)を手にいれたジェフ・ベックここから快進撃かと思いきや・・・つづく
17.Mrs. Robinson SIMON & GARFUNKEL
今では、サイモン&ガーファンクルをロックという範疇で語ることはないが、13歳のM少年には、ロックに聞こえたんだからしかたない。
18.Communication breakdown LED ZEPPELIN
さて、ジミー・ペイジ。ヤードバーズの三代目ギタリストに就任するが、もとよりメチャメチャ俺様人、他人の言うことなんか聞きゃあしない、そのままバンドごと乗っ取り、自分がやりたかったブルースをベースにしたハードロックをやっちゃった。日本では、ニューロックなんていわれて、いきなり大スターになった。もちろん、全世界的にも同じだった。王者レッド・ツェッペリン衝撃のデビューだ!!